印刷に対応するホームページ(2)
ホームページの印刷で横幅を指定する方法は、先週紹介したとおりです。しかし、これだけでは縦方向の指定、つまり“どこで改ページするのか”を指定できません。今週は、改ページを指定するスタイルシートを紹介しましょう。

→ タグを指定した改ページ
 
ホームページの印刷では、1枚の用紙に印刷しきれなくなった時点で、自動的に次の用紙に続きが印刷されます。ただし、「page-break-before:always」または「page-break-after:always」のスタイルシートを利用すると、特定の位置で改ページできるようになります。「page-break-before:always」はその直前で、「page-break-after:always」はその直後で改ページを実行するスタイルシートとなります。たとえば、H2タグが登場するごとに改ページさせるには、「H2{page-break-before:always}」というスタイルシートを記述します。
<HEAD>
<STYLE TYPE="TEXT/CSS">
<!--
H2{page-break-before:always}
-->
</STYLE>
</HEAD>

<BODY>

<H2>印刷の改ページ</H2>

</BODY>

→ 改ページを好みの位置に埋め込む
 
「page-break-before:always」、および「page-break-after:always」のスタイルシートは、style属性を使ってタグ内に記述することも可能です。特定のタグではなく、好きな場所に改ページを挿入する場合は、この方法を利用するとよいでしょう。なお、このスタイルシートが、ホームページの表示に影響を与えることはありません。
<H2 style="page-break-before:always">印刷の改ページ</H2>


→ 印刷プレビューの確認
 
正しく改ページが行われているかは、ブラウザの「印刷プレビュー」を使うと確認できます。改ページのスタイルシートを設定した後は、「印刷プレビュー」で印刷イメージを確認しておくようにしましょう。特に、beforeとafterの指定間違いには注意する必要があります。


※このスタールシートは、Internet Explorer 4以降に対してのみ有効です。Netscape Navigatorには対応していません。


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